Rokid Hubの代用は?充電分岐ハブとAndroid箱の違い
Rokid Hubの代用を検討するなら、まず役割を分ける必要があります。XREAL HubやVITURE Pro Mobile Dockは充電しながら映像を出すハブ系、BeamやStationはAndroid箱寄りです。機器ごとの相性口コミも整理します。
Rokid Hubを探すと、「高い」「売り切れ」「別メーカーで代用できないか」という話が出てきます。ここで大事なのは、代用候補を見た目やUSB-Cの本数だけで並べないことです。先に、Rokid Hubが何をする機械かを切り分けます。

公式の案内では、Rokid HubはUSB-Cメス2つとオス1つを持ち、Nintendo Switchのドックモードを素早く起動し、スマホを充電しながらグラスへつなぐ用途を想定しています。対応として挙げられているのは、USB-CのAndroid端末とNintendo Switchです(How to use Rokid Hub?)。
つまり代用の主戦場は、「充電しながら映像を出すハブ」です。Android TV箱や、単体でアプリが動くステーションは、見た目が近くても役割が違います。
結論:代用するなら、まず役割で分ける
| 候補 | 役割 | Rokid Hubの代用として |
|---|---|---|
| XREAL Hub | 充電しながらグラスへ映像を出す | いちばん近いハブ系の候補 |
| VITURE Pro Mobile Dock | 充電しながらグラスへ映像を出す | ハブ系。ただし給電量や個体差で差が出る |
| XREAL Beam / Beam Pro | スマホ型の空間・映像ハブ寄り | 同じ「代用」にはしにくい |
| Rokid Station / Station 2 | Android TV系の箱 | 有線ハブの代わりではなく、別ルート |
着地はひとつです。代用しても、機器ごとに当たる。 Switchで映ったHubが、Steam DeckやiPhoneでは映像だけ出ない、という割れ方が口コミでも繰り返し出ています。
Rokid Hubとは何か

Rokid Hubは、ARグラス本体ではありません。端末とグラスのあいだに入り、
- 端末へ給電する
- グラスへ映像を渡す
- Switchではドックモードを起こす
ための短いハブです。公式が名指ししている対応はAndroid(USB-C)とSwitchで、Steam DeckやiPhoneは公式の対応一覧には入っていません。代用記事でも、ここを基準にします。
よくある失敗は、「USB-Cが分岐できれば何でも同じ」と考えることです。普通のDisplayPortハブでは真っ暗で、ARグラス向けHubに替えたら通った、という報告もあります。逆に、Hubでも給電の強さやケーブル順、端子の取り違えで映像だけ落ちることがあります。
ハブ系の代用:XREAL HubとVITURE Pro Mobile Dock
XREAL Hub
XREAL Hubは、用途の説明がRokid Hubに近い充電分岐ハブです。aishologの口コミでも、SwitchやSteam Deckまわりで「直挿しや他アダプターではダメだったが、Hubなら通った」という書き方が目立ちます。
- Steam DeckとXREAL Hubでは、公式Hubなら映像も給電も一発で通った一方、市販のDPハブでは真っ暗だった、という報告があります(使える)。
- Steam Deck OLEDとXREAL Hubでも、充電しながらプレイできて直挿しより長持ちした、という報告があります(使える)。
- Nintendo Switch 有機ELとXREAL Hubでは、VITUREの充電分岐では信号なしだった案件が、Hubに替えて映像が出た、という報告があります(使える)。
- 一方でNintendo SwitchとXREAL Hubは割れます。ドックモードには入るのに映像も音も出ない報告(一部制限あり)と、本体のテレビ出力を1080p固定にしたら安定した報告(使える)が並んでいます。
Rokid Hubの代用として見るなら、「SwitchやDeckで充電しながらグラスを使いたい」ときの比較対象になります。ただし、無印Switchでは解像度設定まで含めて当たるかどうかを見た方がよいです。
VITURE Pro Mobile Dock
VITURE Pro Mobile Dockも、充電しながらグラスへつなぐ系統です。ただし「モバイルバッテリー代わり」として期待すると、想定とずれることがあります。
Steam Deck OLEDとVITURE Pro Mobile Dockでは、遊べる一方でデッキ残量がじわじわ減り、1時間で95%から89%まで落ちた、という報告があります(一部制限あり)。映ることと、充電が追いつくことは別問題です。
ハブ系の代用を選ぶときは、「映るか」だけでなく「その機器の消費に給電が追いつくか」もセットで見てください。
Android箱系は、ハブの代用ではない
XREAL Beam / Beam Pro
Beamは、ケーブル一本の充電分岐というより、別デバイスとして映像や空間表示を担う側です。Steam Deck OLEDとXREAL Beamでは、検知はするのに外部ディスプレイとして画面が出ず、グラス直結なら映る、という報告があります(使えない)。
Rokid Hubが欲しい理由が「Switchをドック化して給電しながら映す」なら、Beamは代用候補の先頭には置かない方がよいです。
Rokid Station
Rokid StationはAndroid TV系の箱で、グラスへアプリやキャストの画面を出す用途が近いです。Steam Deck OLEDとRokid Stationでは、Steam Linkで画面を飛ばして遊べた、という報告があります(使える)。これは有線ハブの置換ではなく、Wi-Fi経由の別ルートです。
「Rokid Hubの代用」でStationを買うと、欲しかったものが充電分岐ではなかった、となりやすいです。役割が違う、と分けて書いておく必要があります。
Rokid Hub本体の相性:機器ごとに割れる
代用を考える前に、Rokid Hub自体が機器でどう割れるかを見ます。同じHubでも、個体差・給電・アダプターの有無で結果が変わります。
比較的うまくいきやすい例
- ROG Ally RC71LとRokid Hubでは問題なく映った、という報告があります。同じHubがSteam Deckではダメだった、とも書かれています(使える)。
- Galaxy Note9とRokid Hubでは、映像も充電も同時に通った、という報告があります(使える)。
- Nintendo Switch 有機ELとRokid Hubでは、USB-C PD対応の電源を繋いだときだけドック映像が安定し、弱いバンクだと真っ暗、グラス側と給電側のポート取り違えでも映らない、という具体的な条件付きの成功報告があります(使える)。
公式がSwitchとAndroidを挙げていることと、口コミの「当たりやすい側」はおおむね揃います。
割れやすい例:Steam DeckとSwitch無印
Steam DeckとRokid Hubは、同じ組み合わせでも報告が割れます。
- 充電はされるのにグラスへ映像が出ず、Note9やタブレットでは映像も給電も通る、という報告(使えない)
- Jsauxの180度アダプターと組んだら充電しながら映像も出た、一方でiPhone 15ではダメだった、という報告(使える)
Steam Deck OLEDとRokid Hubも同様です。
- デッキ純正充電器と組み合わせると問題なく映る、別メーカー充電器だと電力不足で落ちる、という報告(使える)
- 映像出力が切り替わり続けるループに入る、という報告(一部制限あり)
- 直結すると電源ボタンに干渉するが映像は安定、という報告(使える)
Nintendo SwitchとRokid Hubも、ドックモードになってしっかり映った報告(使える)と、充電とドック判定だけで映像が来ない報告(一部制限あり)が並びます。
ここから言えるのは、「Rokid Hub対応だからSteam Deckも安心」ではない、ということです。給電ソース、アダプター、ポートの取り違えまで含めて、機器単位で当たるかどうかを見る必要があります。
厳しい例:iPhone 15
iPhone 15とRokid Hubでは、Steam Deckでは使えていたHubでも映像が出ない、15シリーズはグラス直結なら別だがHub併用は厳しい、という報告があります(使えない)。
スマホのUSB-C直結と、Hub経由は別物です。代用ハブを探すときも、「iPhoneで充電しながら映したい」が目的なら、Hub系だけで決め打ちしない方がよいです。
代用を選ぶときの順番
- 欲しいのは「充電しながら映像」か、「Android箱で単体再生・キャスト」かを決める。後者ならStationやBeamの話で、Hubの代用ではありません。
- ハブ系なら、まず使う本体を固定する。Switch有機EL、無印Switch、Steam Deck、Ally、Androidスマホでは結果が違います。
- 同じハブでも、PDの強さ・純正充電器か・アダプターを挟むかで割れます。口コミは成功だけでなく、失敗条件まで読む。
- 候補ページを型番単位で開く。Rokid Hub、XREAL Hub、VITURE Pro Mobile Dockは近い役割でも、当たり方が同じとは限りません。
Rokid Hubの代用は、「どれか一つを買えば同じ」ではありません。充電分岐ハブの中で比較し、BeamやStationは別物として外す。そのうえで、今つなぐ機器の口コミで当たる組み合わせを拾う、という順がいちばん無駄が少ないです。